学生プログラマはプログラミングバイトをしよう
今回の記事に出てくる「学生プログラマ」には高校生は含まれておりません。高校生は労働基準法で勤務時間が制限されてしまう為、プログラミングバイトが難しいと思われるからです。
しかし、100%不可能であるとは断言出来ないので、メンタルの強い方は挑戦してみてもいいかもしれません。(責任は取れません)
独学には限界がある
プログラミングをしている学生さんは、独学や学校の授業でプログラミングを学んだことでしょう。自分で処理を考えて思った通りに動作した時は、何よりも気分が良い物だと思います。
しかし学生でプログラミングの勉強をしていると、下記のことに悩んだりしたことがあると思います。
- 実際のシステムがどうコーディングされているのか
- チームで開発をするときはどのように進めればよいのか
- 自分のコードの書き方は本当に正しいのか
- 今の技術レベルは、業界的に見たらどれくらいなのか
そんな時は実際にIT企業にインターンやアルバイトに行き、現場のシステムやプロジェクトに触れてみることが良いと思います。
自分の中の勝手なイメージですが、学生プログラマの方々は勉強会やコンテスト等には参加していても、プログラミングバイトをしている方は少なく思います。
勉強会へ行くことは確かに大切ですが、実際に利益を生んでいるシステムの開発に関わることはより価値のある経験だと考えています。
プログラミングバイトはどうやって探す?
プログラミングのバイトは「バイト探しはan」「マイナビバイト」等の普通のアルバイト求人サイトで応募しても、学生である以上ほとんど受かりません。
自分は高校三年の冬に三社のIT企業に応募しましたが、悲しいことに三社とも面接さえ受けさせてもらえませんでした。常識的に考えれば、高校生が業務で役に立つとは思えないので正しい判断であると言えますが。
完全に心が折れていましたが、Twitter で上記の経験を嘆いていると優しいフォロワーさんが素晴らしいサイトを教えてくれました。
そのサイトは Wantedly というもので、学生プログラマのアルバイトやインターンを募集している企業が多く集まっているそうです。
早速このサイトである企業に応募してみました。すると、その企業の方は自分と会って話がしたいと言って下さったのです。学生というだけで話させて貰えない経験を3回もしていたので、すごく嬉しかったです。
面接は新宿のカフェで行われ、IT関係で働いているプロの方といろいろなお話をしました。結果的に不採用となってしまいましたが、プロの方とカフェでお話するのはとても貴重な経験で楽しかったです。
その後立て続けに7社の企業に応募し、2社から内定を頂くことが出来ました。このような経緯を経て、自分は現在web系の企業でアルバイトとして働いています。
学校に行きながらいつ働いているのか
自分は平日週5日、放課後の 18:00 - 23:00 に働いています。また、自宅での作業も許可されているので、働くのが苦だと感じたことは一度もありません。
全ての企業がこうであるとは言えませんが、Wantedly に登録している企業のほとんどは相談してみれば遅い時間帯であっても働かせてもらうことが出来ると思います。
まとめ
ホリエモンやビル・ゲイツも、学生時代はプログラミングバイトをしていたそうです。プログラミングバイトは技術に関してだけではなく、仕事に対する姿勢やエンジニアとしての物の考え方を身につけることもできます。また、周りの人が大人ばかりなので、人間的にも大きく成長出来ます。
今の自分よりも更に上を目指したいと思っている学生プログラマの皆さんは、是非一度プログラミングバイトを経験してみると良いでしょう。