ICTトラコン7に参加した

ICT の トラブルシューティングコンテスト に参加してきました。
先輩は前回も参加したようですが、自分は初参加でしたのでめっちゃ緊張しました。
問題の範囲はネットワークとサーバで、自分が解いた問題はサーバなのでサーバ問題について触れようと思います。
※この記事はガチ解説ではなく、ざっくりと自分が解いた問題についてと、その感想について書いてあります。

全然関係無いですが、懇親会でこんなスライドやった人です。(Twitter@ice_arr)

問題について

・A社 から G社 まであり、それぞれの会社が起こすトラブルを解決するという形
・問題サーバに問題が置いてあり、トラブルが解決出来たらそこに解答を送信する
・A社, C社, D社, F社がサーバ系 (のはず)
・各社2, 3問ずつあって、1問目を解かないと次へ行けない
・OS は ubuntu (多分) と CentOS7 があったが、なんとなく CentOS7 のほうが多かった気がする

担当した問題

・A-1:apt-get が出来ないトラブル、/etc/resolve.conf で参照しているDNSサーバが駄目っぽかったから 8.8.8.8 にした
・A-2:apt-get が出来ないトラブル、過去に実行されたaptによってDBがロックされたままだったから解除した
・A-3:webサーバに SSH 出来ないトラブル、IP制限&ルーティングミス だと思っていたが全く見当違い、正解はWoLとかいうのを使うらしい
・C-1:Docker のコンテナからインターネットにアクセス出来ないトラブル、ホストの iptables の設定が悪かったらしい (iptables の書き方がわからず死ぬ)
・C-2:辿り着けず…
・D-1:DNS で名前解決が出来ないトラブル、解決方法は全く検討がつかなかった
・D-2:辿り着けず…
・F-1:NFS でマウント出来ないトラブル、設定ファイルのIP設定でホスト部ワイルドカード(*) を使ってたのが駄目っぽかったから、実際にアクセスするクライアントのIPにした
F-2:辿り着けず…
・F-3:キャッシュサーバがあるけどキャッシュからデータを取得しないトラブル、設定ファイルが駄目だったらしい (時間が足りず死ぬ)

問題の進め方

・その問題にどれだけ時間を掛けるか、最初に決めておく
・トラブルの原因予想を Evernote に書き出す
・トラブルが解決したら Slack で適当に投げて、解答を送信する人にいい感じにまとめて送信してもらう
・1時間ぐらい詰まったら廊下に出てコーヒー飲む (タバコを吸いに行くメンバーも居た)
・進捗はホワイトボードに ○ △ ☓ で書いて共有する
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感想

・順位は下から数えてかなり上位…、正直自分がそこまで出来ないとは思ってなかったのでかなり悔しい
・自分はwebが本業なので web が全く出ない今回のトラコンはかなり辛かった (MySQL の問題はあったらしい)
・サーバの勉強はもちろんしたが、DNSとネットワーク周りがカバーしきれていなかった
・Dockerも使ったことあったけどネットワークがどうなってるのかは知らなかった、ツールは使えるだけじゃなくてアーキテクチャも大事なんだなと身を持って思い知った
WoL は初めて聞いた、でも半分近くのチームが解答出来てたみたいで本当に学生なのか?と思った
・今までほとんど Linux 触ってなかったので深く学ぶ為のいい機会になった
・次回のトラコンは8月にあるらしいので、その時までには目をつぶってArchLinuxをインストール出来るぐらいになりたい
・運営の方々には感謝してもしきれないです、本当にありがとうございました!